白雲無盡時~2度目のアメリカ暮らしを終えて帰国

DC郊外のNorth Bethesdaで暮らしていました。旅、美術館巡り、スポーツ観戦などで日々を楽しんでいました。日本に帰国してからもこの趣味をどうやって続けるかが課題です。

メリーランド州の運転免許証の取得④ いざMVAへ

運転免許取得のために、またまたGaithersburgのMVAを訪問しました。これで3度目です。

ようやく道順にも馴染んできました。朝9時30分ごろにGaithersburgオフィスに着くと、駐車場はかなり埋まっていました。オフィスに入ってみると、免許用のインフォメーションカウンターの列はそれほど長くはなくて、10分程度待ってから私たちの番になりました。受付の人に、メリーランド州の免許を取得したい、と伝えると、早速書類の確認をしてくれます。パスポート、日本の免許、国際免許、SSNカード、3時間のアルコールドラッグ教習の受講完了証(夫は他州で取得した昔の免許証)、住所を証明できるもの2通、の提示がここでは要求されました。この時点では大使館に翻訳してもらった運転免許の証明書はチェックされませんでした。I-94 も確認を受けませんでした。

住所を証明できるもの2通、がなかなか曲者だと感じました。私たちの申請のときに受け付けてくれたのは、アパートの賃貸契約書と銀行のStatementのみでした。クレジットカードが送付されてきた時の送付状も見せたのですが、これは却下されました。

書類チェックが終わり、受付カウンターの担当者が受付番号を夫と私でそれぞれ発券してくれました。今度は、ブースの担当者に呼ばれる順番を待ちます。15分くらい待ってからブースに呼ばれました。ここでも再び書類がチェックされます。パスポート、日本の免許、国際免許、SSNカード、3時間のアルコールドラッグ教習の受講完了証、住所を証明できるもの2通です。住所を証明できるものとして、さきほどダメと言われたクレジットカードの送付状を混ぜてみたのですが、やはり却下されました。

「賃貸契約書のどこに住所が記載されているのか?」と聞かれ、「3行目にあります」と答えると、「字が小さすぎて読めないわね」と言われました。ハイ、たしかに小さいです(苦笑)。

さらに賃貸契約書の署名欄を丁寧に確認していました。そして、システムに何かを打ち込み、もう一度ベンチに戻って番号が呼ばれるまで待つように言われました。ここからの待ち時間が長かったです。45分くらい待ちました。冷房がきついので、すっかり冷えました。

今度は、先ほどとはまた違うブースに呼ばれて、再度書類のチェックを受けます。パスポート、日本の免許、国際免許、SSNカード、3時間のアルコールドラッグ教習の受講完了証、住所を証明できるもの2通、そしてようやく大使館に作成してもらった運転免許証の翻訳も確認を受けました。担当者が一つ一つの書類を丁寧に確認しスキャンしていきます。何重にもチェックするんだなぁと感心しました。

担当者は思いのほかゆっくりと穏やかに対応してくれました。年齢や氏名の確認があり、いつ入国したかが聞かれました。身長と体重も聞かれますので、あらかじめftとlbsで言えるように準備していきました。

写真を撮り、視力検査もしました。視力検査器に額を当てて、両目で見て、アルファベットを読みあげていきます。一番下の小さい字を読むように言われました。さらに、左右のランプのどちらが光っているのかを答えるテストもありました。その後も、しばらく担当者がいろんな入力や書類のスキャンをしていきます。勝手がよくわからないので、そこはかとない不安な気持ちのまま、担当者の処理を待ちます。

しばらくすると、免許証に記載するサインを記載するように促され、電子パッドに署名します。もしもの際に臓器提供するかどうかを聞かれて、Yesと答えました。さらにぼーっとしながら待っていると、発行費用が$27と告げられ、デビットカードで支払いました。「免許証は今日持って帰れますか?」と聞いてみたところ、7営業日くらいで郵送されます、とのことでした。仮の免許証が発行されて一通りの作業は終了しました。

提出した書類はすべて返却されました。(日本の運転免許も没収はされず、返却してもらえます。)あとは無事にメリーランドの運転免許証が受け取れることを祈るのみです。GaithersburgのMVAはYelpでは2点台という低い評価ですが、今回も穏やかに手続きを進めることができ、ホッとしました。

 

後日談

8/5には自宅に運転免許が郵送されてきました。ついに免許ホルダーです!

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