Star Wars IV ~ VI
もうすぐStar Wars Rogue Oneが公開されます。今年一番の大作ということもあってか宣伝にも力が入っていて、Thanksgiving以降はテレビで宣伝を見ない日がありません。
劇場でRogue Oneを見るつもりなのですが、私自身、これまでStar Warsをきちんと観たことがなかったので、これを機会に観てみることにしました。エピソードがたくさんあるのでどこから観るべきかを調べてみると、公開順に見たほうが興味が持てるらしいとの情報を得たため、まずはOriginal trilogy と言われているルークスカイウォーカーとダースベイダーの物語(エピソードIV ~ VI)から観ることにしました。
40年も前によくもこんな作品を作ることができたなぁと感心しました。私がみたバージョンはデジタルリマスタリングバージョンですので公開当初の映像とは違うと思いますが、それでも素朴な着ぐるみや特殊撮影には味がありました。ガンダム(ファースト)がStar Warsの影響を色濃く受けていたことも今回初めて知りました。そしてThe Lord of the Rings映画版も間違いなくStar Warsの影響を受けていると思います。このStar Warsという作品は、それ以降に作られるSFモノの方向性を決める決定的な作品だったんだろうなぁと感じました。
ただ、話の展開そのものは粗削りで、あまり深さを感じず、むしろ陳腐さを感じました。ハンソロがレイア姫に魅かれる理由がよくわからないし、ダースベイダーが最後に良心を取り戻すのもちょっと強引です。配役に関しても、ハンソロ演じるハリソンフォードは役にぴったりですが、その一方でレイア姫やルークの見栄えがあまりにイマイチなのも閉口モノです。もっと他によい人がいそうですが・・・。さらに、ヨーダが随分無邪気で、The Lord of the RingsのGollumにしか見えません。ちなみにGollumを演じたアンディサーキスはVII~のTrilogyではThe First OrderのSnokeを演じているそう。
とはいえ、娯楽性という観点では非常に完成度の高い作品だと思いました。I~IIIも観て、理解をさらに深めたいと思います。