白雲無盡時~2度目のアメリカ暮らしを終えて帰国

DC郊外のNorth Bethesdaで暮らしていました。旅、美術館巡り、スポーツ観戦などで日々を楽しんでいました。日本に帰国してからもこの趣味をどうやって続けるかが課題です。

ベセスダ図書館の英会話クラブに参加

ベセスダ図書館で無料で開催されている English Conversation Club(英会話クラブ)に初めて参加してきました。登録も不要なのでとても気軽です。

今回は天気も良かったせいか、盛況だったようです。40人弱の参加者が6グループに分かれて、お互いの自己紹介をしたあとに各グループで公民権運動に関する資料を読みながら意見を言う、という形式でした。各グループには英語が母国語の人がボランティアでファシリテーターとして加わってくれます。ありがたいことです。

私が参加したグループには、イラン、パレスチナ、ロシア、中国、ペルーから来た人々が参加していました。イランそしてロシアから来た人は、英語はそれほど流暢というわけでありませんが、とにかく意見をよくしゃべります。お国柄が出ていて、さすがです。中国から来た人は、英語が全く一言もわからないのに、それでもあえて参加するという強者。このハートの強さには感銘を受けました。

イランとパレスチナの人と話していて興味深かったのは、パレスチナはアラビア語を話し、アラビア語は世界20数か国で使われている、という点です。ペルシャ語とも文字は共有しているものの、発音は異なり、お互いの言語はわからない、とのこと。まるで日本語と中国語のような関係かな、と解釈しました。一方で、イランはペルシャ語を話し、ペルシャ語もイラン、アフガニスタン、タジキスタンで話されているとのこと。ふたりともスマホの文字入力キーを見せてくれて、私からみると同じ記号を使っていました。(とはいえ微妙にちがうそうです。)

文化の違いを肌で感じることができるので、この英会話クラブは面白かったです。ただ、英語力が上がるかというと、これだけではあまり期待できないと感じました。

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