Hirshhorn Museumで開催されている草間彌生展に行ってきました。Timed Passが発行されているので、そんなに並ぶこともなく作品をゆっくりと鑑賞できるのかと思っていたのですが、大間違いでした。
14:15入場のパスを持っていたので14時過ぎから並び始めたのですが、会場に入ることができたのは14時40分ごろでした。そして、会場に入ると、各Mirror Roomに入るための列がさらに続いていました・・・。どのMirror Roomに続く列なのかもわからないまましばらく列に並んでいましたが、並んでいる時間のほうが鑑賞時間よりもはるかに長くなってしまうのもバカバカしいと思い、比較的すいているMirror Roomにだけ行くことにしました。
このMirror Roomは比較的空いていました。テーマがテーマだけに列が他よりも空いていたんですかね。
とくにカボチャのMirror Roomの人気が高かったみたいです。
さて、Mirror Room以外にも、平場に数々の作品が展示されていました。それらの作品も圧倒的な異彩を放っているのですが、鑑賞している人がほとんどいないために、じっくりと見ることができました。どの作品も、すさまじい細かさで点描されています。色遣いがポップで無邪気さを感じる反面、心の中に広がっている恐怖、不安、切迫感、緊張感を私は感じました。
この特別展の人気はさらに高まっているようで、毎週月曜日の正午にインターネットで配布されるTimed Passは入手困難になってしまっているようです。配布開始1分で配布終了になってしまったそう。Mirror Roomsには一度に4人くらいまでしか入れないので、列に並ぶのは仕方がないと思いますが、そのほかの展示はTimed Passがなくても観られるように動線が分かれていれば、もう一度見に行くことができたのになぁ・・・と思いました。とはいえ、無料でこのレベルの作品を鑑賞できるのは、本当にありがたいことです。Smithsonian'sが提供する機会の素晴らしさを改めて感じました。
Yayoi Kusamaの展示を観た後に常設展の3階に行ってみると、いつもどおりの、静寂なHirshhornがそこにはありました。お気に入りのJean Paul Riopelleの作品をゆっくりと鑑賞してから、家路に着きました。