E Street CinemaでGaza Surf Clubというドキュメンタリー映画を観てきました。随分ニッチな映画を選択したつもりだったのですが、映画館がほぼ満席という盛況ぶりに驚きました。
ガザの青年達が、サーフィンのギアの調達やメンテナンスができないながらも、サーフィンに夢中になり、たくましく生きていること。ガザにサーフショップを開くことを夢見て、何度もVISA発給を拒否されながらあきらめずに申請しつづけてついにハワイ行きを実現する青年。ハワイとガザがあまりにちがいすぎて戸惑いつつも夢をあきらめていない青年が、数年たってもまだガザには帰っていない現実。
この映画のテーマ自体は重いだけに、全編を貫く明るいトーン、美しい映像、ユーモアあふれる住民のやりとりが返って心に響きました。