フェルメール展@National Gallery of Art
ナショナルギャラリーでは2018年1月22日までフェルメール展が開かれています。ルーブル、アイルランド国立美術館と回ってきて、いよいよナショナルギャラリーでの開催です。フェルメールは寡作なことで知られていますが、そのうちの10作品が一気に見られるまたとない機会だったので、さっそく鑑賞してきました。
月曜日の午前中ということもあってか、列はそんなに長くはなく、5分も待たずに特別展示会場に入ることができました。フェルメールと同時代に活躍していた画家の絵も展示されていますが、やはりフェルメールの作品が群を抜いて見ごたえがありました。フェルメールの絵画は精密で精緻なので、1枚の絵画を仕上げるために半年はかかったそうです。どおりで寡作なわけです。
以下が今回展示されていた全10作品です。
The Lacemaker @ Musée du Louvre, Paris
Woman with a Lute @ Metropolitan Museum of Art, New York
A Lady Seated at a Virginal @ National Gallery, London
A Lady Writing @ National Gallery of Art, Washington D.C.
Woman with a Pearl Necklace @ Staatliche Museen Preußischer Kulturbesitz, Gemäldegalerie, Berlin
The Geographer @ Städelsches Kunstinstitut, Frankfurt am Main, Germany
The Astronomer @ Musée du Louvre, Paris
Lady Writing a Letter with her Maid @ National Gallery of Ireland, Dublin
The Love Letter @ Rijksmuseum, Amsterdam
Woman Holding a Balance @ National Gallery of Art, Washington D.C.
とにかく圧巻でした。これが無料って・・・ありえません。ありがたいことです。会期中に何度も足を運びたいと思います。
フェルメール展のおかげで、印象派の展示ルームはいつもよりも空いていました。