先週から公開が始まったThe Last Jediを見るために、その前作となるThe Force Awakensを鑑賞しました。
シリーズの1~3、4~6を踏まえながら、今の時代でつくるStar Warsという仕上がりになっていました。1~6で全面に出ていた安っぽい昼メロ調は影を潜め、Rogue One寄りの雰囲気になっています。とはいえ、Star Warsシリーズで一貫して登場する都合のよいつじつま合わせは、相変わらず各所にちりばめられていて、ややうんざりします。
おなじみのキャラHan Solo、Leia、Lukeが猛烈に老け込んでいる様子は、特殊効果では出せないリアルさがあり、とても切ない気持ちになります。そして、コテンパンにやっつけたはずの帝国が30数年を経て銀河を支配する強大な力として甦っていること、共和国が再び瀕死となっていることには、なぜ?という疑問しかわきません。結局どうやっても帝国が世の中を支配する仕組みとして優れている、ということでしょうか、それとも共和国に統治能力がないだけでしょうか。だとしたら帝国に再び勝ったとしても、また同じことが繰り返されるだけで・・・。いろいろとなんとなくすっきりしませんが、エピソード9以降もStar Warsは続くそうなので、そのほうが都合がいいのでしょうね。
そして、ReyとFinn。なぜいきなりこの二人はライトセーバーが使えるのでしょうか。しかも、なぜFinnはStormtrooperが正しいことではない、と認識できたのでしょうか・・・。疑問はつきないです。
The Last Jediではこのあたりが明らかになるのでしょうか?ダースベイダーがルークのお父さんであることが明らかになったエピソード5のような衝撃が、エピソード8にあるのか・・・楽しみです。