Black Panther
公開してからちょうど1週間となる今日、超話題の映画Black PantherをiPic Theaterで観てきました。
平日の昼間の映画館の観客は、普段は白人の老人がほとんどで、全部で数人しかいないガラガラの状態です。(iPic Theaterだと料金が普通の映画館よりも高くシニア割引もないせいか老人すらいなくて、観客は1~2名ということもよくあります。)しかしながら、この映画に限ってはほぼ満席で、しかも黒人の観客が多かったです。普段映画館で映画を見ない層が今回は劇場に足を運んでいることが史上最高の興行収入を達成した理由なのかな、と思いました。
内容自体は典型的なスーパーヒーローものです。イントロからどんどん話が進んでいくので、話についていくのに苦労します。そして、アフリカっぽい訛りの英語で話しているので(たぶん)、聞き取りにも苦労します。とはいえ、一番聞き取りにくかったのは、エンドクレジットの途中にある国連演説のシーンで、どこかの国の代表(白人)が上から目線でキングに問いかけたセリフが一番聞き取りにくかったです。皮肉なもんです。
この映画でなにより興奮したのは、Martin FreemanとAndy Serkisの登場シーンです。ロードオブザリングとホビットの再来です。Andy Serkisはめずらしく人間の役ですが(笑)、かなりイカれた人間の役なので、完全にゴラムと重なってしまいます。私にはゴラムにしか見えないです。そしてMartinもビルボにしか見えないのです。シリアスなシーンでもなぜかユーモアが溢れてしまうビルボ。いざというときには猛烈に頼りになるビルボ。筋はさておき、私にはそこが一番の見どころでした。