白雲無盡時~2度目のアメリカ暮らしを終えて帰国

DC郊外のNorth Bethesdaで暮らしていました。旅、美術館巡り、スポーツ観戦などで日々を楽しんでいました。日本に帰国してからもこの趣味をどうやって続けるかが課題です。

Smithsonian American Art Museum(SAAM) & National Portrait Gallery

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この2つの美術館は同じ建物に入っています。今回は両館をざっくりと見学した後で、SAAMのHighlight Tourに参加してきました。

まずは1階から。上記の絵を初めて見たときには、アメリカっぽい絵画だなぁとおもっていましたが、果たしてやっぱりEdward HopperCape Cod Morningはコレクションハイライトの一つのようでした。いろんな解釈の余地があるのが、この絵のよいところだそうです。1階の奥は改装中となっていました。どうやら11/18から始まるイサムノグチ展の準備が進んでいるようです。イサムノグチ展も楽しみです。

 

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こちらはAlbert BierstadtによるAmong the Sierra Nevada, Californiaという作品です。巧みな遠近法によって、雄大な自然が引き立ちます。カリフォルニアの自然をもとに描かれた創作だそうです。ずっとこの景色を眺めていたい気持ちになります。西部開拓時代に描かれた絵で、当時Bierstadtはこの絵画の見学料を取っていたそうです。

 

SAAMのHighlight Tourには含まれませんが、この絵と同じ階にNational Portrait Galleryのアメリカ大統領シリーズがあります。たいていの大統領は1人につき1絵画ですが、リンカーンとワシントンは複数枚飾られていました。絵画の横に各大統領の解説があるのですが、全員分を読破するのはとても無理でした。

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さて、3階にはコンテンポラリーアートが展示されています。こちらは、予想外に随分面白い場所でした。Hirshhornよりも、さらにポップで陽気な雰囲気でした。展示室の隅っこでこの人何してるんだろう、と思ったら、アート作品でした。

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アメリカ合衆国の各州をネオンで表現したアートもなかなか見ごたえがありました。DCはテレビモニターが設置されていなくて、そのかわりにビデオカメラが設置されています。ユーモアたっぷりです。アイダホ州はジャガイモの映像です。

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この2つの美術館はなかなか見ごたえがあるので、定期的に通ってみようと思います。

 

 

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