白雲無盡時~2度目のアメリカ暮らしを終えて帰国

DC郊外のNorth Bethesdaで暮らしていました。旅、美術館巡り、スポーツ観戦などで日々を楽しんでいました。日本に帰国してからもこの趣味をどうやって続けるかが課題です。

歯医者さんへGo!①

アメリカで暮らすようになって半年が過ぎようとしています。そろそろ歯の定期健診とクリーニングを受けねばと一念発起し、近所で評判の高い歯医者さんに予約を取って行ってきました。

渡米直後に不穏な動きを見せた歯が今も気にはなっているものの、日本ですべての治療を終えてきたので虫歯はないはず・・・と思っていたところ、不穏な歯も含めて4本も虫歯になっているとの診断が下りました。どの歯もクラウンもしくはインレーが必要で、1本あたり約2000ドル・・・。材料はポーセレンですが、それでも合計8000ドル強の見積もりをみたときには、信じられない気分でした。歯科治療は高いと聞いていましたが、まさかここまで高いとは・・・。

歯科医はプロフェッショナルで、信頼ができるかんじがしました。例えば、レントゲンを撮るときに開けた口を固定する器具を入れると、たまにとても痛い場合があります。そのときはすかさずに「無理して嚙まないでいいですよ」と何回も念を押してくれました。さらに、「この歯は沁みますか?う~ん、詰め物を取ってみてみないとなんともいえませんね」みたいなアヤフヤなやりとりは一切なく、先のとがった歯科治療用の器具で患部に触れて「この感触は怪しい」と診断し、その後でとても詳しく写るレントゲンを撮って、虫歯かどうか確定診断をしていました。

さらに、歯科衛生士も上手でした。前回日本で歯のクリーニングしたときには、施術中のみならず施術後も歯茎が痛すぎて1週間以上食事に苦労したのに、今回はそんなことは全然ありませんでした。ホワイトニングしたわけでもないのに歯は真っ白。歯茎も腫れていません。完璧にステインを取ることに誇りを持っていて、技術レベルの高さを感じました。

さて、8000ドル強の治療を受けるかどうか、すごく悩むところです。1本のクラウン治療で2000ドルはどうやらこの辺りでも高い部類に入るみたいです。ただ、この歯医者さんは猛烈に評判がよい歯医者さんなので、その値段なのかもしれません。日本で受けたほうが明らかに安いですが、歯の治療をうけるほど長く帰国する予定は今のところありません。今治療しておけば、今回のアメリカ滞在時にはもう治療をしなくてよいはず、と考えれば、そんなに高くない・・・いや高いです。とはいえ、今回治療を受けてみたいという好奇心が強いので、まずは不穏な動きをしている歯の治療を受けてみようかと思います。

ちなみに今回の費用は、虫歯検診とクリーニングで500ドル強。これが高いのかどうかもよくわからなくなってきました。医療関連では金銭感覚がおかしくなってしまいます。

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