ベセスダからニューヨークシティのペンステーション近くに直行バスが出ています。その名はVamoose Bus。ニューヨークに行くときにはもっぱらこのバスを使っています。ベセスダから出ているというのも便利ですし、ペンステーション近くに到着するのもとても便利です。たった数回乗車しただけですが、経験を共有したいと思います。
時間
片道4時間~5時間で到着します。すべては道路事情次第です。途中、トイレ休憩は原則としてありません。車内にトイレはついていますが・・・。
費用
片道30ドルだと普通の大型バス、60ドル出せばGold Busといって座席がゆったり配置されたバスになります。30ドルのバスはやはり窮屈なので、60ドルのバスをお勧めします。
何時ごろに集合すべきか
出発時刻の30分前にはバス乗り場に到着するようにとVamoose Busのホームページには記載されています。実際、30分前にほとんどの乗客が到着しています。このバスは指定席制ではないので、はやく列に並んでおかないと、並んで座れなかったり、相席になったりします。
荷物
大きな荷物は預けることができます。ただし、預ける際に飛行機のように引換券をくれるわけでもないので、すべて自己責任です。車内に荷物を持ち込むこともできますが、手荷物程度にしておかないと悲惨なことになると思います。
どうやって乗客の予約を確認?
列に並んでいると、名前の確認にVamooseスタッフがやってきます。その際にはレシートを見せる必要もなく、Last Nameを名乗るだけです。シンプルです。乗る際にはミネラルウォーターや新聞をもらえます。
電源とWiFi
電源とWiFi完備をうたっていますが、WiFiはだいぶん怪しいです。乗っている間の暇つぶしにYouTubeでもストリーミングしようかなと思っても、残念ながらほとんど繋がりませんでした。というわけで、ダウンロードできるコンテンツであれば、事前にダウンロードしてから乗り込むことをお勧めします。電源は問題ないです。
車内の温度
夏にしか乗っていないので、夏の経験をお伝えします。不思議なことに、ベセスダ→NYC行きはそんなに冷房が強くないのですが、NYC→ベセスダは毎回凍えるほど寒いです。というわけで車内の寒さ対策は必須です。私はアウトドア用のウィンドブレーカーをいつも着ています。
乗っているお客さんの客層
30ドルのバスは若年層が、60ドルのバスは比較的熟年層が利用しているという印象です。60ドルのバスでは女性一人(とくにおばあさん)の利用者も多く、今のところ身の危険を感じたことはありません。
Vamooseバス乗り場
ベセスダのVamooseバス乗り場には屋根があるのでとても便利です。ただし、蚊が多いので、夏場に利用するときには必ず虫よけスプレーをしていったほうが良いと思います。ペンステーション近くのVamooseバス乗り場には屋根がないので、当日土砂降りの雨が降らないことを祈るのみです。
NYC内の車の運転の荒さと駐車料金の高さを思うと、とても自家用車で行く気にはなれません。Vamooseも手軽でよいのですが、そのうちAcela Expressにも乗ってみたいです。Union Stationから出ているので、メトロさえ動いていればそれなりに便利そうです。