今年もBostonに行ってきました。
前回と同様に、今回もMuseum of Fine Arts, Boston(いわゆるボストン美術館)に行ってきました。昨年訪問したときに、あまり好きになれない美術館だなぁという印象を持ったのですが、果たして今回はどうだったか・・・。
結論から言うと、やはり、あまり好きになれない美術館、という感想を持ちましたw。将来万が一ボストンに行くことになっても、ここを再訪することはないとおもいます。
良かった点:
- 冒頭の写真はPissarroです。彼の作品が数多く展示されているのはうれしかったです。
- エジプト古代文明の発掘品の展示はすごいです。壁?お墓?に刻まれた象形文字は圧倒的な迫力でした。黄金のファラオの棺もいっぱい。
残念だった点:
- Asian Artの展示が雑。日本の作品はとくにひどく、特別展が終わった直後だったのか、作品が何も展示されていないガラスケースや部屋一面に・・・。中国美術品も、古いものをいろいろ持っているはずなのに、明や清の時代の陶器が中心で、とても残念でした。
- Contemporary Artへの愛がない。前回来た時も、半分くらいのスペースが確かCloseだった気がしますが、今回は全館クローズ。
- Modern Artも圧倒的に展示されていないのです。とくにMatisseを見かけませんでした。そんなわけないのですが・・・。
- 印象派はMonetがたくさんありますが、Seuratは一点もありませんでした。
というわけで、好みの作品群がごっそりと抜け落ちているので、好きになれない美術館という感想に至りました。名美術館といわれているだけに、そのすごさをフルに感じることができず残念でした。