白雲無盡時~2度目のアメリカ暮らしを終えて帰国

DC郊外のNorth Bethesdaで暮らしていました。旅、美術館巡り、スポーツ観戦などで日々を楽しんでいました。日本に帰国してからもこの趣味をどうやって続けるかが課題です。

マチュピチュ旅行③ハイキング

このツアーでは、ハイキングを選ぶこともできます。今回は2つのハイキングコースを歩いてみました。

■雨のウアカウアシハイキング

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このハイキングは標高3650mからスタートし、3.4㎞先の標高3850mのロッジを目指して歩きます。残念ながらあいにくの悪天候で、歩きだし始めたときから大粒の雨が降っていて、レインスーツの上にポンチョを来て歩きました。このコースのきついところは、最初に一気に200m登るところです。雨も降っていて足場も悪く、霧も濃いために見晴らしを楽しむこともできず、たとえ見晴らしがよかったとしても楽しむ余裕もなく、滑らないように足元を見て必死に歩き続けました。雨のおかげで、水を飲むのにも、お菓子を食べるのにも、とにかく苦労しました。ハイキングの終わりのほうでようやく雨がやみ、お昼ご飯を食べることができました。このとき食べたお昼ご飯のおいしさは格別でした。

3時間弱のハイキングでしたが、このハイキングで疲労困憊し、体が冷え切ってしまいました。ロッジに着いてからはずっと横になっていましたが、とにかく寒くて仕方ありません。湯たんぽ入手に奔走してくれた夫に感謝です。

 

■インカトレイルハイキングf:id:tigerrich:20180111034506j:plain

さて、雨のハイキングの翌日、3時間ほどのインカトレイルハイキングに行ってきました。この日は打って変わって曇り~晴れのハイキング日和。道もほとんど平坦だったので、楽しくハイキング・・・と言いたいところですが、いかんせん平坦でも3000m級の高地。普通に歩いているだけなのに、すぐに疲れてしまいました。

とはいえインカトレイルの絶景は・・・とにかく素晴らしい。

とにかく素晴らしいのです。ニュージーランドのミルフォードサウンドのハイキングも絶景と言われていますが、それとはまた違うすごさを持っていました。地元の人が今でもこのトレイルを使っていて、ときおりすれ違います。どの人も民族衣装を着ていて、シャイな笑顔で挨拶してくれます。リャマやアルパカの放牧にも随所で出会います。ハイカーは我々以外いません。まるで古のインカに迷い込んだような気持ちになります。

とはいえ、体力はやはり限界で常に最後尾を歩く始末。この日もロッジに到着後、ずっと横になっていました・・・。

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