Queen + Adam Lambert 2017 Tour @ Capital One Arena
大学生の時から大好きなQueenのコンサート。もうFreddieはこの世にはいませんが、Brian May とRoger Taylorという2大レジェンドは健在です。年齢的にはすっかりおじいちゃんのはずですが、全く老け込んだ感じはしませんでした。むしろ、音は鋭いまま、さらなる風格が漂う素晴らしい演奏を披露してくれました。
今回のFront manであるAdam Lambertは、FreddieのQueenに敬意を払いながら、さらに自分の世界と融合させているうたいっぷりでした。よくあんなに高い声がでるなーと、ただただ感心しました。
会場はほぼ満員で、親子2世代、場合によっては3世代にわたるファンが詰めかけていました。こんなに幅広いファン層が集うコンサート会場は初めてです。演奏が始まると、アリーナ席は総立ちになりましたが、私がいた4階席ではほんの数人が立って踊りだしました。私にとってはも名曲のオンパレードで、大興奮でした。
ちょうど演目の半分くらいを終えたところで、Brian Mayがアコースティックギターとともにステージの最前線に出てきて、「Love of my Life」を歌い始めました。そしてFreddieの生前のビデオが映し出されて、途中からFreddieが歌い始めました。そしてBrianもFreddieがまるでリアルに横にいるかのようにギターの演奏を続けました。その共演があまりに自然だったので、まるでそこにFreddieがいるかのようでした。もっと言うと、まさにそこにいました。あの瞬間はいたんだと思います。あまりの尊さに震えました。今振り返っても、この瞬間がもっとも印象に残っています。Freddieの声は言葉では形容できない美しさと力強さを持っていました。
さて、いつものように開演は30分ほど遅れ、20:35からの開始。メトロで帰らないといけないので、残念ながら最後まで聞いていることはできませんでした。おかげでBohemian Rhapsodyを聴くことはできませんでした。無念!
ロックやポップスのコンサートはなぜよく遅れて始まるんでしょうね・・・。この悪習はいつまでたっても慣れません。