The Metropolitan Museum of Art 再訪
The METを再訪しました。今回は2時間弱しかなかったので、日本画の特別展The Poetry of Nature: Edo Paintings from the Fishbein-Bender Collectionを中心に鑑賞しました。江戸時代の屏風絵や掛け軸が中心で、与謝蕪村、円山応挙、酒井抱一の作品がふんだんに展示されています。伊藤若冲まであってびっくりしました。特に酒井抱一の作品が素敵で、見ているとまるで自分がその風景の中にいるような気持ちになりました。
さすがThe MET。Freerでもなかなか見られないレベルの作品を鑑賞することができて、今回も大満足でした。
Call Me by Your Name
年末年始に盛り上がっていた映画をようやく今頃見てみました。
主人公のお父さんがGood Will HuntingのRobin Williamsにしか見えない・・・、ということはさておき、評判通りの作品でした。この作品もアカデミーの作品賞にノミネートされましたが、最終的に受賞した The Shape of Waterよりもファンタジーな仕上がりだと思いました。
ゴルフコースに行ってきました
ついにゴルフコースでラウンドしてきました。
この季節は緑がまぶしくて、本当にきれいです。
今回行ったのは近所のNeedwood Golf Courseです。起伏はそんなにないものの、池がずいぶん嫌な場所に設置されているのでボールをなくしてしまいます。レディースティーがないのが、やや残念でした。
Brookside Gardens のチューリップ満開
Brookside Gardensのチューリップが満開終盤でした。
量も色調も圧巻です。
この公園は本当に質の高い素晴らしい公園だと思います。
チューリップはおそらく先週末に満開を迎えていたようです。先週末も公園に立ち寄ったのですが、駐車スペースが全くなく、大混雑でした。
ちなみに枝垂桜はすっかり葉桜になっていました。
Pike's Peek 10K
D.Reichmann撮影
ロックビルパイクを南に向かって約10キロ走るPike's Peek 10Kレースに参加してきました。
人生初のランニング大会。
目標は完走すること。
トレーニングは大会の2カ月前から始めました。当初は2マイル走るのもやっとでしたが、Fitbit Coachのインターバル法を取り入れて、週に2~3回トレッドミルで走り始めると、徐々に距離を伸ばすことができました。トレーニングでヨレヨレになる私を見た夫からは、心臓発作でも起きたら困るから棄権したほうがいいんじゃないかと何度もいわれました(笑)。それでもあきらめずに準備を進め、大会1週間前にはなんとか1マイル12分30秒ペース(遅いw)で10km走り通すことができるようになりました。ものすごく遅いですが、大会自体は1時間40分で打ち切りなので、途中で歩いたとしてもゴールできるペースです。
レースパケットは大会の前々日から配布がはじまりました。配布会場で運営の人にゼッケンの番号を伝えると、すぐにグッズ一式(ゼッケン、安全ピン、Tシャツ、その他ノベルティ)が渡されました。ボランティアの皆さんに感謝です。
レースの服装にはずいぶん悩みました。天気予報ではスタート時の気温が46Fでしかも強風とのこと。4月末なのにずいぶん寒い気温です。私の運動量だとTシャツ短パンで走るには寒すぎます。というわけで結局、トップスはランニング用ウィンドブレーカー、Tシャツ、ハイネックの長袖コンプレッションシャツを、アンダーにはロングタイツを、そして手袋、耳当て兼用のヘアバンド、黒いキャップという格好にしました。レース開始を待っている間はこの格好では寒いのでフリースのジャケットを着ていました。このジャケットはレース開始直前に道端に捨てました。(ちなみに、道端に捨てておくと、大会事務局が回収してくれて、慈善団体に寄付してくれる仕組みになっています。すごいですよね。)ウィンドブレーカーは途中で脱ぐ想定だったので、ゼッケンはTシャツに貼り付けておきました。小物を持ち運ぶためにラン用のウェストポーチを付けました。中にはiPhoneと鍵を入れておきました。耳にはワイヤレスイヤホンをセット。
スタート地点のShady Grove駅は家から車で15分ほどのところにあります。スタートは7:50AMなので、7:30くらいに着くように7:10過ぎに家を出たところ、すでに道路規制が始まっていたために会場には7:45頃に到着しました。事前にトイレに行こうかなとおもっていましたが、ずいぶん人が並んでいたので諦めました。1H15MのPacerの真後ろに陣取り、号砲が鳴るのを待ちました。参加者は2000人程度なので、東京のラッシュ時のようなぎゅうぎゅうさはなく、他人との距離は50cm程度は保てる程度の混雑具合でした。一人で参加している人もいれば、家族や友人と一緒に参加している人もいました。1H15Mあたりで待機している人は、私と同年代もしくは年配の女性が多いように思いました。
7:52ごろに国歌斉唱。国歌斉唱で始まることを初めて知りました。気が引き締まるなぁなんて思っていると、レースがスタートしました。
このコースはいきなりけっこうな登り坂からスタートします。登り坂は抑え目のペースで走ることを心掛け、Pacerの後ろを慎重に走りました。坂が終わったあたりでも足取りが軽かったので、Pacerに別れを告げて自分のペースで走ることにしました。
このコースは車でよく通る道です。交通量が比較的多いため、普段はランニングしようとは思わない道でもあります。そこを、大胆に交通規制してもらって走れるなんて贅沢だなぁと思いながら走りました。沿道にはほとんど観客はいませんが、交通整理のボランティアや警察の方々が暖かい声援を送ってくれました。とにかく、走っていて楽しいコースでした。
2マイルと4マイルの地点にエイドステーションが設けられていました。たった10km(6.2マイル)の距離ですが、初心者の私はまだ給水なしで10kmを走りぬく体力がないので、この給水はありがたかったです。ボランティアの方々の暖かい声援にも励まされました。
トレッドミルで走ると、2マイル地点で疲れがピークに達し、そのあと給水したりしてなんとか走り続けるというのがいつものペースなのですが、このレースでは2マイルを過ぎても疲労感なく走り続けることができました。しかも驚くことにいつもよりもずっと速いペースで走り続けることができました。ゴール目前の9㎞あたりでも体力に余力があったので、最後の1kmはさらにペースをあげて走りました。自分でも驚きの展開でした。
そしてゴール。爽やかさと感動で胸がいっぱいになりました。この達成感はクセになりそうです。来年もまた参加したいと思います。
完走の記念品として大会のマグカップをいただきました。
車の塗装の修理
ガレージのポールで車の側面をこすってしまいました。さすがに放置できない程度にこすっているので、修理に出すことにしました。事案発生からクローズまで約3週間強かかりました。備忘録としてタイムラインを簡単に記録しておきます。
4/1 ガレージでボディ側面をこすってしまう。
4/2 近所のボディーショップに電話し、翌日見積もりしてもらうよう予約。
4/3 近所のボディーショップに車を持ち込み見積もり。
その後、いったん車を持って帰る。
保険会社に連絡し、指定修理工場はとくにないことを確認。
保険会社に見積もりも送る。
4/9 保険会社から、近所のボディーショップに修理に出してもOKとの連絡。
4/10 近所のボディーショップに車を持ち込む
4/23 ボディーショップから修理完了の連絡が入る。
4/24 Deductable分を支払い、車をピックアップ。
ちなみに修理中の代車は借りませんでした。
気になる修理費用ですが、約2500ドルでした。けっしてお安くはありません。とはいえ、誰もケガしていないので、なによりでした。
今回使用した近所のボディショップはGili's Automotiveです。オフィスマネージャーのOrnaは明るく親切で丁寧なので、安心して修理をお願いすることができました。Orna曰く、こういう傷はよくあることだし、たいていこういうケースではホイールも傷ついていることが多いので、それがなくてまだまだ軽症でよかったね、とのことでした。
Voicemailが届かない
スマートフォンの留守電のお知らせがタイムリーに来なくなって早5カ月(たぶん)。さすがにいろいろと不便になってきたので、対応することにしました。キャリアはAT&Tです。
ウェブサイトで調べてみたところ、「AT&T Voicemail Notification Delay」で散々ヒットするものの、困ったことに有効な手段はないようです。結局、カスタマーセンターに電話して解決するしかないとのほかのユーザーの書き込みを見つけたので、AT&Tのカスタマーセンター611に問い合わせました。
カスタマーサービスの人とやりとりすること小1時間。Voicemailをリセットし、パスワードも再設定し、スマホも再起動し、WiFiも切る・・・などの手順を経て、ついに留守電通知が表示されるようになりました。
完治したのかどうか不安なところですが、しばらく様子を見てみたいと思います。
National Gallery of Art再訪
NGAでは5月下旬までSally Mann展が開催されています。The New York Timesでも大々的に取り上げられていたので気になっていました。
というわけでNGAに久しぶりに行ってきました。思ったよりもSally Mann展は人気でした。ほとんどがモノクロの写真です。自然が被写体になった作品は、幽玄さが際立っていました。一方で、人間が被写体になっている作品には力強さがみなぎっていて、全体を通して生と死の表裏一体さを感じました。
ほかにもCezanne Portrait展も開催されていました。ひたすらセザンヌが描いた肖像画が展示されていて、それはそれで面白かったです。こちらにもたくさんの観客がいました。
East BuidlingではOutliers and American Vanguard展が開催されていて、これはこれで個性的で、とても興味深い展示でした。なかでもHorace Pippinの作品には心惹かれました。色使いと配置が印象的で、しばらく絵の前から動けませんでした。
いつ来ても、National Galleryでは最高の鑑賞体験を得ることができます。
日系ヘアサロンでも油断は禁物
1月にLAに行ったときに、日系のヘアサロンでパーマとカットをしてもらって大満足でした。あれから3か月が経ち、パーマは依然としてパーフェクトな状態ですが、だんだん髪が傷んできたような気がしたので、そろそろヘアサロンに行きたいなと思い始めました。
そこで、ロックビルにある日系のヘアサロンHair Design Zoneに恐る恐る行ってみることにしました。予約はすぐに取れて、トリートメントとカットをお願いすることにしました。
予約した時間の15分前にお店に到着。するとコンサルティングもなく、すぐにトリートメントの施術が始まりました。5段階の日本風トリートメントをお願いしたところ、何かの液をひたすらつけて髪を梳かしていきます。そんなにまっすぐに梳かすと、お気に入りのパーマが取れてしまう、と恐怖におののきました。しかも大切な毛が抜けていく感触もしばしばです。
次にカット。これがひどい。
まずは希望を聞いてくれましたが、サンプル写真で仕上がりを確かめるということもなく、単に口頭で聞かれるだけです。嫌な予感がしたので、毛先を0.5インチくらい切るだけにしました。前髪も切ってもらいましたが、これが、まさかのパッツン切り。アジア人に多い、額に斜めにクルンとなる前髪を希望していたのに、パッツンです。日本だと何も言わなくても斜め前髪に仕上げてくれますが、ここはアメリカ。日系サロンだからと安心していた私が悪いんです。英語でしっかりと斜め前髪を説明できなかった私が悪いんです。カットが進むにつれて、底なしに気分が落ちていきます。
そして仕上げのブロー。完全にストレートに乾かすか、生乾きでパーマのかんじを出すかの2択が提案されました。前者は論外ですが、後者も驚愕の提案です。というのも、生乾き状態はキューティクルが開いたままだから傷みやすいのですよ・・・。結局生乾きを選択しましたが、日本の常識とアメリカの常識は違うことを改めて実感しました。さらに悲しいことに、「その分け目で分けてしまうと最もいまいちな仕上がりになる」というまさにその分け目で仕上げられてしまいました。仕上がりを鏡で見るのも嫌になりました。
最後にお会計。カット55ドル。トリートメント75ドル。さらにチップ。仕上がりに全く満足していないのに、合計150ドル強をお支払い。
そして、懸念だったお気に入りのパーマですが、無残に取れてしまいました。トリートメントをするとパーマが取れてしまうことを知らなかった私が悪いのですが、トリートメントをするとパーマが取れる可能性があることを言ってほしかったです・・・。コンサルテーションもなく施術されてしまうと、こういうことになってしまうんだなぁと、改めて勉強になりました。
ヘアサロンでこんなに暗澹たる気持ちになったことは初めてです。前髪があまりに気に入らないので、家についてすぐに自分で切りなおしました。
Tidal Basin でお花見
Tidal Basinの桜が満開になりました。今年は寒い日が続いたせいか、満開になってから散るまで10日くらい踏ん張ってくれました。
満開の桜に囲まれると、とても幸せな気持ちになりました。