白雲無盡時~2度目のアメリカ暮らしを終えて帰国

DC郊外のNorth Bethesdaで暮らしていました。旅、美術館巡り、スポーツ観戦などで日々を楽しんでいました。日本に帰国してからもこの趣味をどうやって続けるかが課題です。

Citi Open 2018

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今年もCiti Openを観にRock Creek Parkに行ってきました。今年は男子シングルスの準決勝を観ました。本当はZverev対Tsitsipas戦を観たいところでしたが、日中開催のため暑すぎて無理です。というわけで、夕方開催のde Minaur対Rublev戦を観戦しました。どちらも一歩も譲らない息詰まる展開で、ハラハラドキドキする試合内容でした。

de Minaurは前日のMurray戦が中止(Murrayが棄権)になって中1日の状態で体調が万全なのに対して、Rublevはこの日ダブルヘッダーという強行日程だったので、Rublevを応援していました。会場はなぜかde Minaurへの応援が圧倒的に多かったです。オーストラリア出身だからでしょうか?

結果は、1セット目はRublevが取ったのですが、2セット目をタイブレークで制したde Minaurが3セット目も制しました。試合時間は3時間に達し、観ているだけなのに、だいぶん疲れました。ボールが早いせいかとにかく目が疲れました。

会場へは大会側が用意している無料のシャトルバスで行きました。今年はFriendship Heights駅の近くからシャトルバスが出ていて、昨年よりもさらに便利になっていました。

Robie House

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シカゴ大学にあるRobie Houseに行ってきました。プレーリースタイルの傑作です。

内装は修復の真っ最中なので家具や内装がほとんどありませんでした。このため、ほかの建物と違ってフランクロイドライト感が若干うすいのですが、それでも窓ガラスの模様や建物の天井はライト感たっぷりでした。修復がすべて終わった状態をいつか見てみたいものです。

The Art Institute of Chicago は最高

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開館15分前に訪問したところ、早くもチケットを買う行列ができていました。平日にもかかわらず大人気です。列は案外速く進み、開館から10分ほどでチケットを買うことができました。

今回は開館から閉館まで時間を使って全部の展示を観ようと心に決めていましたが、全然時間が足りませんでした。ヨーロッパ中世、近代、印象派を見ているだけで2.5時間が過ぎてしまい、ランチ1時間、モダン・コンテンポラリーアートのギャラリートーク1時間・・・この時点で15時を過ぎています。残りの2.5時間で、モダンアート、コンテンポラリーアート、Sargentの特別展、Jensenの特別展、日本美術、中国美術、アメリカンアートを見終えることは到底できないので、なくなくこのうちの半分をスキップすることにしました。

それにしても、この美術館のモダンアートとコンテンポラリーアートの展示は素晴らしいです。ギャラリートークで説明を聞きながら鑑賞すると、さらにすごさを理解することができました。

この美術館は本当に素晴らしく、何度も何度も訪問したい場所です。

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Museum of Contemporary Art Chicago

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趣味がとてもよいと事前情報で聞いていたMCA。ウキウキした気持ちで訪問したところ、ちょっと想像と違いました。

現在の特別展示はミレニアル世代によるデジタルメディアを使ったアート作品が中心でした。最先端のコンテンポラリーアートといえますが、最先端だけにずいぶんエッジが立った内容で、ゆっくりと鑑賞するという気持ちにはなれませんでした。

知っている芸術家でいうと、カルダーがほんの少し展示されていました。常設展示が一体どれなのかよくわからなかったのですが、絵画はほとんど展示されておらず、Mixed Mediaの作品が多い印象でした。

MCAの雰囲気を少しだけ味わって美術館を後にしました。

Chicago 再訪

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何度言ってもシカゴは素敵な場所です。今回は建築ウォーキングツアーに参加してきました。

Wringley Buildingに集合し、周辺の建物について詳しい説明を聞き、その後はシカゴリバーを渡って川の南側からトランプタワーやミースの旧IBMビルについてのお話を聞きました。その後はLoopに行ってMacy'sに残されているティファニー製の天井のステンドグラスをながめ、・・・長くなるのでこのあたりでツアーの詳細は割愛しますw

合計2.5時間とやや長丁場なウォーキングツアーだっただけに、充実した内容でした。

Renwick Gallery 再訪

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Burning Man Projectの作品を展示しているRenwickに再び行ってきました。夏休み真っ盛りのせいか見学者が多く、Templeはもはや静かに祈りをささげる場所ではなくなっていました。ほかの展示もにぎわっていて、今回は早々に退散せざるをえませんでした。

上の写真はBurning Man Projectの10個の理念を記した道案内アートです。やっぱりかっこいいです。

AAA解約

車の保険をGEICOに変更しました。既存の保険料から15%どころか30%以上安くなりました。しかもロードサービスをつけて、この金額です。

というわけで、2年間契約してきたAAAも解約することにしました。解約はウェブサイトでは手続きできず、電話もしくは実店舗で手続きする必要があります。解約のハードルを少しでも上げるためだと思いますが、面倒ですねw。

解約するために今回は最寄りの実店舗に足を運びました。受付の人に解約したいことを伝えてAAAカードを提示すると、ものの10秒くらいで手続きが終了しました。衝撃的に迅速なサービスでした。解約するのが惜しくなったくらいです。

AAAのサービス自体に不満はないんですが、年間で100ドル以上かかります。かたやGEICOは20ドル足らず・・・。AAAのサービス自体は悪くないのに、ビジネスモデルが時代に取り残されてしまっています。あと10年もすると、存在しないかもしれないです。

メリーランド州で車両登録の更新をしました

メリーランド州では車両の登録更新を2年ごとにする必要があります。そろそろやらないといけないなぁと思っていたところ、MVAから更新を知らせるお手紙が更新期限の2カ月くらい前に届きました。

自動車保険のポリシー番号に変更がなければMVAのウェブサイトで手続きが完了するみたいです。私の場合、保険会社を変更したのでウェブサイトでは手続きできず、更新のお知らせに同梱されていた書類と更新費用を小切手で郵送する方法で手続きをしました。ちなみに更新費用は135ドルでした。

書類を郵送してから2週間もたたないうちに、新しい登録証とライセンスプレートに貼るシールが郵送されてきました。送られてきたシールに月の分はなく、年の分のみが同梱されていました。月の分のシールがないので少し戸惑いましたが、更新月に変更はないので確かに新しいシールも必要ないということだと思います。合理的ですね。

というわけで、登録更新はあっけないほど簡単に終了しました。

 

National Gallery of Art 再訪

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またまた行ってきましたNational Gallery of Art。

何度行っても新しい発見があります。

今回はいつもはスキップしてしまう中世のイタリア、オランダ、ベルギー、スペインの絵画を中心に鑑賞しました。エルグレコ、ラファエル、フィリッポリッピ、ルーベンス、レンブラント、ダヴィンチ、フェルメール・・・。名前を少し上げるだけでも、超ド級の画家の作品のオンパレードです。

レンブラントとフェルメール以外はとくに好みの画風ではありませんが、何百年経っても名画と称えられるこれらの絵画群を直に鑑賞できることはなんて贅沢なんだろうと思いました。

スマホにNational Gallery of Artのアプリをあらかじめダウンロードしておくと、絵画の説明を英語で聞きながら鑑賞することができます。解説がある絵画の数はそんなに多くありませんが、有名な絵画は網羅されているのでとても勉強になります。1絵画あたり3分弱の解説なのでちょうどいい分量です。おススメのアプリです。

さて、ここには何度も行っているのに解説本をまだ買っていませんでした。というわけで今回購入してみました。鑑賞の復習および次回の予習にお役立ちですので、これまたおススメです。

国会議事堂→最高裁判所→アメリカ議会図書館

そういえば次の有名な3つの場所にまだ行ったことがありませんでした。

  • United States Capitol
  • Supreme Court of the United States
  • Library of Congress

この3つの場所はUnion Stationから徒歩15分のあたりに固まって存在します。本日Union Stationの近くに用があったので、ついでに立ち寄ってみました。

 

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国会議事堂は徒歩であれば建物の目の前まで近づくことができます。壮麗です。National Mallからも見ることができますが、間近で見るとさらに建物の迫力がありました。

 

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最高裁もおなじく目の前まで近づくことができます。こちらも特に最近よくニュースで見かけるおなじみの場所なので、実際にみるとなかなか感動します。

 

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そして議会図書館。観光客が入れるスペースの天井はとにかく豪華です。Reading Roomを覗き見ると、とても素敵なスペースでした。一般人も利用できると聞いていたのですが、どうやってReading Roomにアクセスできるのかはわかりませんでした。。。Library Shopには洒落た小物がいろいろとあって、ついお土産を買ってしまいそうになりました。

 

今の時期は国内外からの観光客でDCは賑わっています。これらの建物の周辺も国際色豊かににぎわっていました。

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